褐藻抽出成分について
◆ 最新の研究では「メタプロール®」 と「フコキサンチン」が注目されています。
褐藻抽出成分は、1996年「第55回日本癌学会」にて発表された論文が起点となり、その有用性が一躍注目を浴びるようになりました。
その後、研究機関や大学等で研究が進んだ結果、当時癌学会で発表された有用性の多くは、褐藻類に極わずかに含まれる成分「メタプロール®」と「フコキサンチン」の作用機序であることが解明されました。
◆ 「メタプロール®」 と「フコキサンチン」は褐藻類に含まれる希少な天然成分です。
メタプロール®は褐藻類の細胞内に含まれる成分で、原料1kgから約5g程度抽出されます。モズクやワカメにはない作用を持ち合わせており、研究機関などでは非常に関心が深く、注目を集めている有用性の高い成分です。また、世界に先駆け日本の研究者が発見した特許成分となっています。
フコキサンチンは自然界に約750種類あると言われているカロテノイドの一種です。特殊な作用を持ち、主に褐藻類に含まれている成分で、こちらも研究機関などで注目を集めてます。フコキサンチンの有用性については数年前から解明されていましたが、原料に対して含有が少なく、原料1kgから約50~100mg程度しか抽出できないため、驚くような高値で取引されています。
ブラウンアルジーTL&HLに含まれる褐藻抽出成分「メタプロール®」と「フコキサンチンテトラ®」
◆ メタプロール®とは・・・
褐藻類には同じような作用を持つものがありますが、全てメカニズムが異なり、原料の種類や抽出方法、配合によっても作用は異なります。メタプロール®には特異的な作用があり、独自の抽出法を用いることで、製品化が実現しました。また、世界に先駆け日本の研究者が発見した特許成分ですが、一般的には流通しておらず、入手が非常に困難です。
◆ フコキサンチンテトラ®とは・・・
一般的な方法で抽出されたフコキサンチンとは異なり、特殊な技術を用いて抽出・精製されたもので、他の製品で配合されているフコキサンチンとは大きく異なります。個別に抽出することが困難であることに加え、大変不安定な成分であるため、機能性を維持したまま安定抽出することは非常に高度な技術を必要とします。
新たに解明されたフコキサンチンの「型」
作用機序について注目を集めていたフコキサンチンですが、複数の化学構造により「型」が存在し、その「型」の違いによって有用性が異なることが新たに解明されました。その結果、特殊な抽出・精製技術によって高品質なフコキサンチンを安定的に抽出することが可能となりました。